「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメントその⑤

ーマインドとテクニックの因果関係

次回以降は

勉強にやる気が全くないお子様と向き合う時に大切なスタンスやマインドではなく

テクニックについてお話しさせていただきますが

本日はテクニック編に入る前にこれまで述べてきましたマインドの重要性をお伝えさせていただきます。

よく

「ほめても全然勉強しません」

というお母様がいらっしゃいます。

典型的な例ですが、形上褒めてもダメです。

勉強させたいから、褒めてのせてみようという、いわば短絡的な意図ではお子様は動きません。

次回以降のテクニック編でもご紹介させていただきますが、

確かに、勉強にやる気が全くないお子様と向き合う時のテクニックの1つとしまして、

お子様の事を褒める「達成表現」というものもございますが

大前提としまして

まずはマインドをしっかり固めてからでないと、そのテクニックは効果を発揮しません。

具体的に以前までの記事のまとめにもなりますが、あらためましてマインドの内容について説明させていただきます。

🔵マインドその①ー受容

まず、お子様のダメな部分も含めて「受容」が出来ているか。ダメな部分も含めて愛する事が出来ていると言い換えても良いかもしれません。(これは決してダメな部分を放置したままで良いという意味ではありません。あくまで受け止めて、それも1つのお子様の特性として受け止めて愛する事ができているかという事です)

理想はお子様と会うだけで自然と笑顔になってしまうレベルです。

🔵マインドその②ー相互尊敬と相互信頼

お子様に対して良いところを認め、感謝して、お子様の顕在的な能力だけでなく、潜在的な能力を信じられているか。

「お子様には必ず貴重な能力が備わっている。どんな能力を持っているんだろう?そしてお子様はその能力を必ず自他に役立つように使おうとしている。どのように能力を使おうとしているんだろう?」

と問いかけながら、お子様と関係を持とうとしているか。

簡単に申しますと、お子様が将来社会で活躍、貢献している姿を具体的に鮮明にイメージ出来ているかという事です。

(後のチャイルドコーチング編でもお伝えさせていただきますが、親御様には、お子様の話を聴く、引き出す、お子様を観察する、そしてそこからお子様の未来を紡いでいく能力が必要となります)

理想は未来の姿を想像して自然とわくわくして笑顔になってしまうレベルです。

(+αでその動線に勉強を位置付けられればさらに良いです。あくまで+α自然なレベルで動線に勉強が位置付けられれば程度です。)

以上のマインドをもってお子様と接していただく事が、お子様にどんなテクニカルな言葉をかけるよりも何よりも重要です。

正直このマインドを持って接する事が出来さえすれば(私もまだまだ出来ていない部分が多くて恐縮ですが)、たいしたお言葉をお子様にかけなくても、お子様は勉強してくれます。

長くなってしまいましたが

マインドをしっかりと固めていただきつつ、

次回以降のテクニック編をお読みいただけますと幸いです。

本日の記事は以上となります。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需