「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメントその⑨
ーテクニック編PART③感謝表現
こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。
いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。
本日は「感謝表現」というものに触れていきたいと思います。
親御様からは、お子様に言いにくいかもしれませんが、お子様に対して、例えば
「学校の宿題やってくれてありがとう!」
「勉強してくれてありがとう!」
などの、
子供達が、他者の役に立っていることを、肯定的な感情や感謝の気持ちで伝える表現です。
これによって、お子様は、自分の行動で他者の役に立っていることを実感できます。
そして必ず嬉しい気持ちになり、またやってあげたいと思う気持ちが発生します。
(もともと大嫌いな勉強なので、他者の役に立つ他の行動に比べればやってあげたいと思う気持ちは少なくなってしまう事は否めませんが)
私の経験上、当ブログのマインド編に記載されている内容を通して、生徒様と豊かな人間関係を築いていきつつ、
勉強以外の行動にはなってしまいますが、感謝表現をかけ続ける事で、
全生徒様が他者(この場合は私)の役に立ちたい、もしくは実際に他者の役に立つ行動を積極的にしてくれるようになります。
他者の役にたつと嬉しいという気持ち(貢献欲求)は、おそらく社会的な生物である人間の本能に近い感情なのかもしれません。
従いまして、冒頭の話に戻りますが、
勉強に関しましても
子供たちが少しでも勉強をしてくれたら、
「勉強してくれてありがとう」
などと
その行動に対して肯定的な感情や感謝の気持ちを伝えていただけると、その後、勉強してもらいやすくなるはずです。
また、ここで気をつけていただきたいのは
「学校の宿題やってくれてすごいじゃない!」
「こんなに勉強してすごいじゃない!」
などの
子供たちの行動を褒める
「賞賛表現」
は上から目線になってしまい、相互尊敬、相互信頼のマインドに反する上に、そもそも感謝表現に比べると中長期的な視点では、効果が薄れるので、
あくまで感謝表現として伝えていただければと思います。
以上となります。
毎回となり申し訳ありませんが
以上のやり取りは、全て「受容と共感」「相互信頼と相互尊敬」のマインドがないと
全く同じやり取りをしても
ただのテクニックになってしまい、相手(お子様に)にコントロール感が伝わり行動してくれません。
本日の記事は以上となります。
本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。
続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。
南浦和の個別指導塾
浦和未来学舎 塾長 鈴木需