「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメントその②
ーマインド編、受容と共感、相互尊敬と相互信頼PART②
勉強にやる気が全くないお子様と向き合う時に大切なスタンスを表題に基づき、順番に説明させていただきます。
①受容と共感
「受容」とはお子様の良い部分だけでなく「ダメな部分」も含めて「受容」出来ているという事です。ダメな部分も含めて愛する事が出来ていると言い換えても良いかもしれません。(これは決してダメな部分を放置したままで良いという意味ではありません。あくまで受け止めて、それも1つのお子様の特性として受け止めて愛する事ができているかという事です)
勉強の話に置き換えます。
お子様が勉強しない、やる気が全くなくてゲームやスマホばかりいじっている場合
その態度や行動を一度受けていれてあげて下さい。
この受けいれる(諦めるのではなく、「あくまで一時的に受け入れる」だけ。)というスタンスやマインドを持たないまま
お子様に「勉強しなさい!」と伝えても、否定的な一方的な言い方になり全く伝わりません。
(もちろん厳しく体罰さながらな言い方をすれば伝わった風にはなるかもしれませんが)
※前提としまして、「同じ言い方で対等なレベルの友人にも伝わるだろう」と思った言い方のみがお子様にも伝わります。お子様に伝える際には「対等なレベルの相手にも同じ言い方」をされるか、意識されると良いと思います。
とは言っても、お子様がゲームやスマホばかりいじって勉強しない態度を受け入れられなくて、いらいらしてしまう場合も当然あるかと思います(恥ずかしながら私もです)。
特に親子のパワーバランスを考えると、子供にならイライラな態度を出してもいいという前提が成り立ってしまい、イライラが態度にでがちです。
ではどうすれば、いらいらせずに、受け入れられるのか?
ここで重要なのが以下の5つです。
A)自分の中に潜む「べき論」の廃止
B)「リフレーミング」
C)確認をする事
D)後付けでも共感的に考えようとする事
E)お子様の良いところや、達成された点、感謝すべき点を「思い出す事」
本日の記事は以上となります。
本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。
続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。
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浦和未来学舎 塾長 鈴木需