「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様ーモチベーションマネジメント㉓

チャイルドコーチングその①ーコーチングとは何か

こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。

いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。

本日からチャイルドコーチングについてお話しさせていただきます。   

コーチングとは何か

「コーチング」 と聞いて、どんなことを連想しますか?

野球やサッカーのテクニックを指導したり、トレーニングさせたりすることでしょうか?子どもに勉強を教えたり、 学習法を伝授したりすることでしょうか?

ほとんどの方が思い描くコーチングのイメージは、何かを 「教えること」 なのではないでしょうか。 

しかし、これは「ティーチング」 と呼ばれ、教える側が持っている知識や技術を相手に伝え、習得させることです。 

このふたつは似ているようで実は正反対のアプローチ方法です。

では改めてコーチングとは何かというと、 それは「教えない」アプローチ法です。 

「相手から夢や目標、効果的な行動ややる気、自発性などを引き出していくこと」といえるでしょう。

子どもの潜在能力や意欲を引き出す

コーチングの原則は「答えはいつも相手の中にある」という事です。

誰かを育てたいと思ったとき、ティーチングはとても大切です。 

しかし、ティーチングだけでは、教える側の能力以上のことを伝えることはできませんし、 教えた相手がその通りにできるとは限りません。 

すでに相手が内側に秘めているけれどもそれにはっきり気づいていない方法や意欲を上手に引き出すことで、抱えている問題を解決したり、目標達成のために必要な方法を自ら導き出せたりするようになるのです。

もしお子様にに「どうしたらいい?」 と聞かれたらコーチがすべきことは指示ではなく質問です。

「あなたはどうすればいいと思う?」

「あなたはどうしたいの?」

「じゃあ、 そのために必要なことってどんなことかな?」

「答え」はお子様自身が答える

答えはすぐに見つかるとは限りません。

見当違いなことを答えたり、考えること、話すこと自体を拒否したりするお子様も大勢いるでしょう。

しかしそれは聞かれたお子様のせいではありません。

では、どうしたらお子様が自分の中にある答えに気づき、自発性や可能性を高めていけるのでしょうか。 

そのためのコミュニケーションがコーチング、そしてそれができるまで根気強く寄り添っていくのが、コーチの役割です。

コーチングは 「教えない」 アプローチ法です。

コーチはさまざまなコミュニケーションを通して相手のやる気、 自発的な 行動、能力を引き出し、 自分の力で目標の達成や夢の実現をサポートします。

※様々なコミュニケーションにつきましては、これまでの、モチベーションマネジメントの記事をご覧いただければと思います。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需