「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメント㉒ーリーダーの6つの勢力

こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。

いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。

本日は、「リーダーの6つの勢力」について説明させていただきます。

社会人のリーダー向けの内容なので、リーダーを親御様に置き換えて、部下をお子様に置き換えて記載致します。

親御様の影響力の源泉には「強制性パワー」「報酬性パワー」「正当性パワー」「専門性パワー」「準拠性パワー」「情報性パワー」の6つがあります。

親御様は、発揮すべき影響力の源泉が異なることを理解し、自身の影響力の傾向を把握した上で、状況に合わせて適切な影響力を発揮することが必要です。

①強制性パワー

指示命令に従わないお子様にペナルティーを与える権限を持ち、それを実際に行使できるパワー。

②報酬性パワー

お子様が望む報酬を与えることのできるパワー。望む報酬を用意できる場合には、より強影響力を行使できる。

③正当性パワー

親御様の地位や役割に基づく正当な行為として指示をだし、かつお子様からも、その行使が当然だろうと認められるパワー。

④情報性パワー

お子様にとって有用で、価値のある情報を持っており、それを与えることのできるパワー。

⑤準拠性パワー

人柄や能力について、尊敬や信頼を受け、自分もこの人のようになりたいと思わせるパワー。

⑥専門性パワー

問題に直面した時その問題を解決できる専門的な知識や能力を持っていると認められるパワー。

この中で特に、私の経験上、お子様のモチベーションが上がりやすいのは

②⑤です。

ただし、②に関しては根本的にお子様のモチベーションが上がっている訳ではないので、永遠と「良い子とご褒美の関係」を続けなくてはいけませんので要注意です。

使える期間は小学生から中学生低学年くらいまでかもしれません。

一方で⑤に関しては、お子様が親御様の事を尊敬している場合、不思議と勉強に限らず、目の前の事に一生懸命取り組まれるお子様が大多数いらっしゃいました。

親御様は当ブログで何度も書かせていただいております、

お子様と接する際の1番大切なマインド

「受容と共感、相互尊敬と相互信頼」に基づきまして、

「お子様の事を尊敬する努力」

と共に、

「お子様から尊敬される努力」がとても大切になります。

ビジネス7つの習慣でも有名な「インサイドアウト」という言葉がありますが

その言葉の通り、基本的に他者を変える事はできません。

変える事ができるのは自分だけなのです。

親御様といえどもお子様を変える事はできないのです。

従いまして、まずは親御様自身が「お子様を尊敬する努力」を行い、

親御様自身が「いきいきとお仕事を楽しむ姿勢」「チャレンジする姿勢で仕事に取り組む姿勢」をお子様に示したり、

その他にも例えば資格の勉強を必死に行うなどの事が重要かもしれません。

(お子様が学校が終わった後や部活が終わった後に帰宅後勉強すると言う事は、お仕事が終わった後、さらに残業してしたり、その他資格の勉強を行うこと同等かそれ以上にお子様にとっては大変なことです。)

本日の記事は以上となります。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需