「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメント⑰ー目標設定理論

こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。

いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。

本日は「目標設定理論」についてお話しさせていただきます。

モチベーションには必ず向かうべき具体的な対象があり、目標のないところにモチベーションは生まれません。

また、目標設定や管理の仕方によって、モチベーションは大きく変化するものです。

親御様は、目標が効果的に機能するために必要な要素を理解し、適切にお子様のモチベーションをマネージメントされることが必要かと思われます。

目標が効果的に機能するために、必要な要素は、以下の4つに分けることができます。

①目標の具体性の高さ

具体的で高いレベルの目標が設定されている事です。

「SMART」と呼ばれる目標設定のフレームワークがございますので、以下にご紹介いたします。

◆要素1:Specific(具体的に)

◆要素2:Measurable(測定可能な)

◆要素3:Achievable(達成可能な)

◆要素4:Related(大目標に関連した)

◆要素5:Time-bound(時間制約がある)

この中でも特に、お子様に「(お子様にとって)達成可能な」を意識された方が良いと思います。

「次の定期試験で漢字だけ満点をとってくれると嬉しいな。」

などベイビーステップで、少しずつお子様が達成可能な目標を増やしていければよろしいかと思います。

②目標の受容度

本人がその目標を納得し受け入れている事です。

ここが1番重要だと思われます。

①にもつながりますが、とかく親御様は

「次の定期試験までにワークは何周もやりなさい」

などお子様には到底納得できず、受け入れられないハードルを設定しがちです。

お子様と話し合い、

「次の定期試験までに、社会のワークだけ2周やってみない?」

など話し合って、お子様が納得し、受け入れられる目標を設定されることが肝要だと思われます。

③フィードバック

それまでの結果について、質や量の側面から情報を得ることです。

細かい答案分析等はさておいて、1点でも2点でも上がったら正のフィードバックをしてあげて、

もしくは点数が変わっていなくても

感情的にならず、前向きに、今回のテストに対する勉強の仕方などを話し合って、次のテストに向けての目標を設定される話し合いの場を設けることが重要です。

④目標の持つ価値や魅力

本人にとって、その目標に価値や魅力があることです。

お子様にとって、勉強は、苦痛以外の何物でもありません.。

仕事でしたら、苦痛以外の何物でもない職場なら転職できますが、お子様は勉強から逃げられないので、大人の方よりも大変かもしれません。

そこを察してあげた上で、お子様にとって少しでも勉強が魅力的もしくは価値に感じて上げるようにしてあげてください。

本日の記事は以上となります。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需