「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメント⑯ー高原現象
こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。
いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。
本日は「高原現象」についてお話しさせていただきます。
お子様の学習の段階は一直線上に進むわけではありません。
途中に足踏み状態、「高原現象」と呼ばれる状態
(学習過程において一時的に学習効果がみられなくなることがあり、この場合における学習曲線が一時水平になり高原状を呈するような現象の事)
が発生し、ある段階に至るとまた成果が出るようになります。
親御様は、学習における高原現象の存在を理解し、成果や成長が実感できないお子様に対しても、根気強く、指導支援されることが求められるかと思われます。
例えば、社会などの暗記科目は、地道に勉強を重ねることですぐに成績が上がりやすいですね。
しかし、英語や国語などの言語科目(特に国語)は、地道に勉強を重ねても、なかなかすぐには上がらない事が多いです。
これらの科目は、勉強しても、しばらくは成果が出ない一方で、一度コツを掴むと一気に成果が出るようになります。
具体的に申しますと、英語、国語などの言語科目は科目の特性上どうしても読解力が必要になります。
読解力はすぐには身に付きにくいです。
なぜなら、人生経験や、そもそもの読書量に比例するところがあり、また、文章を読む際の読み方の意識的なマインドの占める割合が多いからです。
逆に、その力がいったん身に付けば後は安定して高得点を取り続けられます。
それまでの、いわゆる潜伏期間の際に、親御様はお子様に対して
「今は辛抱強くやる時期で、そのうち必ずできるようになるから、粘り強く頑張ってみて!」
などとお声掛けをいただけるとよろしいかと思います。
本日の記事は以上となります。
本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。
続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。
南浦和の個別指導塾
浦和未来学舎 塾長 鈴木需