「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメント⑭ー自己効力感

こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。

いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。

本日は「自己効力感」についてお話しさせていただきます。

「自己効力感」とは簡単に申しますと「やればできる」という自信のことです。

人はある行動が成果をもたらすと他人から言われても

(例えば勉強すれば成績が上がるよと親御様から言われても)

やればできると言う自信(自己効力感)がないと行動しづらく、行動しても持続できないことが多いです。

親御様は、お子様が勉強に対して自己効力感を感じられるよう、適切に指導支援していただくことが必要です。

自己効力感を高める方法として、以下の4つがあります。

①直接の成功体験

自分が成功したり、達成したりした体験(これが最も自己効力感を定着させます)。

勉強が苦手な生徒さんも、いったん高得点をとるとその科目のみは自らこだわってやり出す事が多いです。

②代理的体験

同じような能力の人間が、努力して成功しているのを見ること。

勉強が苦手な生徒さんに対して、「同じ位の成績の人もこれぐらいのびたよ」と言ってあげることです。

③言葉による説得

自分に能力があることや、達成の可能性があることを言葉で繰り返し説得されること。

勉強が苦手なお子様に対しては、ついつい勉強が出来ていないことや、努力しないことに目が行きがちですが、少しでも勉強したり、1点でも点数が上がったらそこに注目してあげて下さい。そして「必ずできるようになるよ!応援してるよ!」と繰り返し言ってあげて下さい。

④情緒的、覚醒、リラックスした状態で、前向きな心理状態であること

勉強が苦手な生徒様に対しては、ついつい厳しく当たって、お子様がリラックスしない状態でいることが多いです。

お気持ちは重々わかりますが、できるだけ親御様の方からリラックスした状態で接してあげて下さい。

以上の行動がお子様の自己効力感や、チャレンジへのモチベーションアップにつながっていきます。

本日の記事は以上となります。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需