「勉強しなさい!」と叱る日々にお疲れのお母様へーモチベーションマネジメントその⑪

ーテクニック編PART⑤肯定表現

こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。

いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。

今回は「肯定表現」についてお話しさせていただきます。

「肯定表現」とは

例えば

「悪い点数をとってはいけません!」

と言うように「〜してはいけません!」と禁止表現(否定表現)として伝えるのではなく、

「良い点数をとってくれると嬉しいです!」

と言うように肯定的に伝える表現です。(「〜してくれると嬉しい」と言う感謝表現、アイメッセージも含まれています。)

有名な話ですが、

「ピンクの象をイメージしないでください」

と言われると、まず頭の中に浮かぶのは逆に、ピンクの象のはずです。

人間の脳は、否定表現を理解できない仕組みになっているのです。

否定表現は、お子様にしないでほしい行動を、逆に加速させてしまうこともあるのです。

また否定表現では、具体的に何をすればいいのか聞き手であるお子様は分かりません。

「悪い点数をとってはいけません!」

ではなく

「良い点数、具体的に今よりも10点多くとってくれると嬉しいな。そのために学校のワークの間違えたところを、試験前にもう一回やってくれるかな。」

と具体的にかつ、数字で伝えてあげると伝わりやすいです。

以上となります。

毎回となり申し訳ありませんが

以上のやり取りは、全て「受容と共感」「相互信頼と相互尊敬」のマインドがないと

全く同じやり取りをしても

ただのテクニックになってしまい、相手(お子様に)にコントロール感が伝わり行動してくれません。

また、テクニック編の大前提の考え方になりますが

お子様に「勉強しろ!ゲームするな!」と言う事が目的でなく、伝えて動かす事(勉強をしていただく)が目的となります。

当blogの記事をご参考にしていただきました上で、色々と工夫されると面白いかと思います。

本日の記事は以上となります。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需