国語力、読解力を伸ばすにはーその②

こんにちは。浦和未来学舎塾長の鈴木です。

いつも当記事をお読みいただきましてありがとうございます。

本日は前回に引き続きまして、国語力の重要性につきまして、お話させていただきます。

そもそも、言葉の機能は

①思考を的確に進めるための「論理の道具」としての側面

②自分の感情を表現し、人に伝えていく、また相手の話を理解する「コミュニケーションの手段」としての側面

という二つの側面があります。

今回は①に関してお話しさせていただきます。

国語ができるようになり、思考の手段として、頭の中で言葉を正しく論理的に扱う力が高くなっていくと、

そのまま論理的思考が他科目にも良い意味で影響し、他科目の底上げに繋がっていきます。

例えば数学は一見、国語と真逆の科目に思えますが、

両科目ともに知識の占める割合が少なく、思考力が占める割合が高いという点で似ており、

また

⭐️国語

自然言語を論理的に扱う科目

⭐️数学

人工言語(x,yなどの)を論理的に扱う科目

という点でも似ています。

さらに申しますと、日本語で書かれている文章に隠れている論理

(日本語で書かれている文章は、例えば主語が省略されていたり、比喩が使われていたりなど、一見論理的でなく、作者の主張の論理を見抜くのが難しいのです。英語と比べれば、一目瞭然です。)

を見抜く力が身につけば、

最初から論理的な数学の方が、むしろたやすく解けるはずなのです。

現に、私が昔を教えていた生徒様で、哲学書等の抽象度の高い本を趣味でたくさん読んでいた生徒様は、数学を始めた途端、一気に数学の成績が上がりました。

日本語を論理的に扱う力、日本語で書かれている文章から論理を見抜く力は、本当にすべての科目の根本なのです。

当塾では、その力を身につけていただくために、国語の文章をフローチャートにして、隠れている論理を書かせるようにしています。

本日の記事は以上となります。

本日もお読みいただきまして誠にありがとうございました。

続きはまた後日書かせていただきますのでよろしくお願いいたします。

読解力を中心に全科目の成績をあげる

南浦和の個別指導塾

浦和未来学舎 塾長 鈴木需